【日本CFA協会ウェビナー】
内外の大学基金運用~ミッション・ドリブン・インベストメントとは
日時: 2021年3月19日 (金) 19:00-20:30
※ Zoomを利用したウェビナーとさせていただきます。
講師: 川原淳次氏, CMA, (野村アセットマネジメント株式会社マルチアセット&ソリューションズCIO)
会費: 日本CFA協会会員 (正会員、準会員、アソシエイト会員、プロフェッショナル会員): 無料、受験者: 2,000円、非会員: 3,000円
講義が焦点を当てる分野: Investment Management Strategies, Firm Management & Client Relationships, Investment Products & Asset Classes
プログラム
18歳人口の減少が続く中で、研究活動やリカレント教育が重要になるなど、大学を取り巻く環境の変化が加速しています。現状では米国との差はありますが、日本でも大学がそのミッション、目的を達成するために基金での運用を行い、研究・教育活動を支えることがますます重要になっています。また、政府が国の資金と大学の資金を合わせた基金を創設して研究基盤整備を目指す動きも具体化しています。
今回のウェビナ―では、ミッション・ドリブン・インベストメントについてのご著書があり、大学基金の運用に詳しい野村アセットマネジメントの川原様から、米国などの例も踏まえて大学のミッション達成を支える「エンダウメント運用」の枠組みと運用で重要な点をお話いただきます。米国の大学の運用も、時間をかけて体制整備や運用方針が進化してきたものです。先進的な大学基金では、目的と運用方針を明確にし、管理体制を整えた上で、外部委託とインハウスを組み合わせ、株式や債券に加え、ヘッジファンドやプライベート・エクイティなど幅広い資産クラスへの投資を行っています。
日本では、制度的な制約は徐々に緩和されていますが、ミッションの確認やガバナンス枠組みの整備、寄付金など収入源を拡大する努力、中長期的な大学運営計画及びそれと整合的な運用体制の構築を大学側で行っていくことが必要です。大学にアドバイスし、基金の運用を引き受ける側も、個別の運用ニーズに応えるだけでなく、大学の体制整備状況を踏まえた運用サービスの提供が課題です。ウェビナ-参加者の皆様から運用者の観点でのご質問がいただければ幸いです。
講師略歴
川原淳次氏, CMA, (野村アセットマネジメント株式会社マルチアセット&ソリューションズCIO)
著書に「大学・財団のためのミッション・ドリブン・インベストメント」がある。
1988年東京農工大学大学院工学研究科修士課程修了。同年野村総合研究所入社。米国NRITI出向を経て、1997年野村證券金融経済研究所の主任研究員兼年金・大学向け運用コンサルタント。2005~09年野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー・アメリカ社長兼CEO兼CIOとしてヘッジファンド、リアルアセット、プライベート・エクイティのオルタナティブ投資ゲートキーパー。2011年、ブラックロック・ジャパンを経て、2015年9月より野村アセットマネジメント ソリューションCo-CIO、2018年4月より現職。
登録方法 ・お問合せ
セミナーにご参加の際は以下のウェブサイトよりお申し込み下さい。
https://www.cvent.com/d/8jq1tk/4W
※日程が近づいて参りましたらZoomウェビナーのリンクをご登録いただいた皆様に送付いたします。
日本CFA協会
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