【日本CFA協会セミナー】
ソーシャル・ファイナンス:その歴史、定義、分類・体系、特徴、そして、これから ~事例研究:ソーシャル・バンク
日時: 2025年 11月17 日(月)19:00-20:30
開催方式: 対面形式
会場: 東京金融ビレッジ Room1-2
(東京都千代田区大手町1-9-7 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー 5F)
http://www.fine-tokyo.com/access/
※(地下鉄で来館される方)東京メトロ大手町駅A1 出口直結、
(地上から来館される方)サンケイビル側の東京金融ビレッジ入口より入館、東京金融ビレッジ専用サウスエレベーターを利用して5Fにお越し下さい。サウスタワーのオフィス用メインエントランスからは 5Fには行けませんのでご注意ください。エレベーターを降りたら左折し、直進して下さい。突きあたり右手にセミナールーム入口がございます。
言語: 日本語
講師: 大濱 匠一氏、CFA, 経済学博士
モデレーター:
中山 桂氏、CFA
パネリスト:
重頭 ユカリ氏(株式会社 農林中金総合研究所 常務取締役)
黄 春梅氏 /Chunmei Huang , CFA, CPA (インパクト・キャピタル株式会社 代表取締役;新生インパクト投資株式会社 代表取締役)
会費:
日本CFA協会会員 (正会員、準会員、アソシエイト会員、プロフェッショナル会員): 無料、CFA プログラム受験者: 2,000 円、非会員 : 3,000円 、コーポレート・スポンサー:無料
トピックス: Corporate Finance, Economics, ESG and SRI Investing(PLクレジット対象)
PLクレジット:1.5
講演内容
利息や配当、値上がり益といった財務的リターンだけでなく、貧困、格差、排除、地域活性化など社会的課題や環境問題解決への取組みをもめざした金融行動や投資活動が大きく発展しています。背景には、2008年の世界金融危機以降、金融のあり方に対する見直しの動きがあったこと、預金者や投資家の間で、環境問題や社会的な課題解決と言った社会的意義を考慮する傾向が強くなったことなどがあるとされています。これらは、ESG投資、SDGs金融、社会的責任投資、サステナブルファイナンス、インパクト投資、ソーシャル・ファイナンスなど様々な用語で呼ばれ、かつ提供組織、投資対象、形態、手法も多種多様です。例えば、日本CFA協会では、インパクト投資をテーマに、2020年5月11日以降、5回連続講座を開催し、直近では、本年4月に、インパクト測定・マネジメントに関するウエビナーを開催しましたが、それは、財務的リターンと同時に、様々な社会的・環境的リターンをめざす金融投資活動のうちの一部と言えましょう。
そこで、本日のセミナーでは、まず、大濱氏による講演のなかで、これらの金融投資活動を総称して「ソーシャル・ファイナンス」と呼び、その定義、歴史、分類、特徴など、全体像を整理・概観していきます。そのうえで、そのひとつであるソーシャル・バンクに焦点をあて、事例紹介、その価値観(原則)、組織論に触れます。
その後、ソーシャル・ファイナンス全体に対する逆風とも言える「反ESG」の動きや経緯を踏まえて、その含意することを考えながら、ソーシャル・ファイナンスがこれから成長発展していくための課題や条件をパネリストの皆さんと議論していきます。
講師/パネリストご略歴
大濱匠一氏、CFA、経済学博士
1980年(株)横浜銀行入行。国際・市場部門でデリバティブ商品開発、ロンドン、ニューヨーク支店、リスク管理、ニューヨーク駐在員事務所、その後営業戦略本部等で勤務。
2018年横浜国立大学国際社会科学府博士課程前期入学、2023年同後期修了。博士論文「ソーシャル・ファイナンスの総合的研究-日本の地域金融機関へのインプリケーション」。
論文:
「米国コミュニティ開発銀行のパフォーマンス分析―ソーシャルバンクは他金融機関に比べて劣後しているか―」『横浜国際社会科学研究』, 2018-08、
「相互銀行の普通銀行転換再考-庶民金融の視点から」『金融経済研究』日本金融学会 2025-01など。
訳書:
カトリン・カーファー他著『Just Money-未来から求められる金融』(2022)、一般社団法人 金融財政事情研究会。
ピーター・カーニック著『MONEY BIAS(マネーバイアス) 30のお金の嘘を明らかにし、人生・仕事の思い込みから自由になる新たな習慣』(2025)-共訳、
日本能率協会マネジメントセンター。
重頭ユカリ氏(株式会社 農林中金総合研究所 常務取締役)
1994年(株)農林中金総合研究所入社。農協を含むリテール金融市場の動向や、欧州の協同組合銀行、ソーシャル・ファイナンスの調査を担当。2007年10月から2008年3月まで欧州協同組合銀行協会にて調査を実施。2025年6月より現職。
論文:
「欧州におけるソーシャルタクソノミーをめぐる議論―ソーシャルバンクからの論点提起を中心に― 」農林金融2023年11月号
「欧州の協同組合銀行におけるサステナブルファイナンスの取組み」農林金融2022年11月号
「フランスにおけるマイクロクレジット―事業向けマイクロクレジットと個人向けマイクロクレジットの実態」、「フランスの協同組合銀行における生活困窮者支援の取組み―クレディ・アグリコルのポワン・パスレルを中心に」、佐藤順子編著『マイクロクレジットは金融格差を是正できるか』ミネルヴァ書房,2015年
共著
『欧州の協同組合銀行』日本経済評論社、2010年
詳しくは、農林中金総合研究所の個人ページをご参照ください。
https://www.nochuri.co.jp/company/staff/25detail.html
農林金融2025年12月号に「フランスの個人向けマイクロクレジット」についてのレポート掲載予定です。
黄 春梅氏 /Chunmei Huang , CFA, CPA (インパクト・キャピタル株式会社 代表取締役;新生インパクト投資株式会社 代表取締役)
2005年より新生銀行(現:SBI新生銀行)にて19年間、プライベートエクイティ投資業務に従事。ベンチャー投資、バイアウト投資、ファンド投資などを担当し、ファンド投資委員を務めるほ
か、上場企業を含む投資先及びファンド運用会社の取締役・監査役を歴任。
2017年には、邦銀系初のインパクト投資ファンド「子育て支援ファンド」および第2号ファンド「はたらくFUND」を設立し、インパクト投資チームのヘッドを務める。2024年1月に同行を退職後も「はたらくFUND」の運営を継続し、インパクト・キャピタル(株)を始動。同年5月には、「人」の「Well-being」を追求する「インパクト・キャピタル1号ファンド」を組成。
GSG国内諮問委員会(現:GSG Impact JAPAN)委員 兼「インパクトIPOワーキンググループ」副座長、金融庁「インパクトコンソーシアム 市場調査・形成分科会」 副座長、多摩大学サステナビリティ経営研究所客員研究員、カイテク株式会社社外取締役などを兼任。
日本CFA協会では、2019年10月から2025年10月までアドボカシーコミッティ担当理事を務める。
日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」受賞。
米国公認会計士、CFA協会認定証券アナリスト、日本評価学会認定評価士。
寄稿:
『ベンチャー企業へのインパクト投資の実際』(『証券アナリストジャーナル®』 2022年5月号)、『「多様な働き方・生き方」を支えるインパクト投資ファンド』(共著)(『意図を持つ金融―インパクトファイナンスのすべて』金融財政事情研究会、2025年6月)
登録
セミナーにご参加の際は以下のウェブサイトよりお申し込み下さい。
https://cvent.me/mWXNOy
※お席に限りがございます。お早目にご登録いただけますと幸いです。
※対面イベント
CFA Society Japan
[email protected]