【日本CFA協会ウェビナー】
日本銀行 金融システムレポート(2020年10月)
日時:2020年11月6日(金)19:00-20:30
※ Zoomを利用したウェビナ―とさせていただきます。
講師:三尾仁志氏(日本銀行 金融機構局 金融システム調査課長)
会費:無料
言語:日本語
講義が焦点を当てる分野: Economics, Financial Markets, Financial System, Financial Stability
プログラム
10月22日に日本銀行金融機構局は「金融システムレポート(2020年10月)を公表しました。このレポートは日本銀行が半年毎に公表しているもので、金融システムの安定性を評価し、安定の確保に向けた課題についてのコミュニケーションを深めることを目的としています。
今回のレポート(2020 年 10月号)は、感染症の影響が続くもとで、金融市場およびわが国の金融機関の金融仲介活動について、足もとの状況を整理し、わが国の金融安定面への影響やリスクに関する分析・評価を行い、今後注視すべき点や課題を整理しています。その際、今次局面のストレスが、①感染症の拡大によって人々の活動が大きく制約されることに伴う「実体経済ショック」に端を発している点、②ショックが企業規模や業種ごとに大きく異なる影響を与えている点、③政府・日本銀行による強力な財政・金融政策が効果を発揮している点を意識した分析が行われています。
本セミナーでは、このレポートを担当された日本銀行金融機構局の三尾金融システム調査課長様から、金融市場や金融システムの最近の動向、我が国金融機関への影響の分析と懸念される脆弱性の評価、想定しうる経済・金融シナリオの下での金融システムの頑健性の点検と課題などをお話いただきます。参加者の方々との質疑を通じて、資産運用に携わる方々の問題意識や懸念についての意見交換の機会にしたいと思います。
講師略歴
三尾 仁志(みお ひとし)氏
日本銀行 金融機構局 金融システム調査課長
1996年日本銀行入行。金融研究所、企画局、金融機構局、調査統計局で勤務したのち、2017年金融機構局国際課長。バーゼルⅢ最終化交渉などを担当。2019年同局金融システム調査課長。金融システムレポートの執筆作業の他、日本銀行と金融庁が共同で実施している共通シナリオに基づく一斉ストレステストを担当。この間、2012年から2014年にイングランド銀行に出向し、流動性規制関連の分析と政策立案、バーゼル交渉を担当。
登録方法 ・お問合せ
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