【日本CFA協会ウェビナー】
ゴルディロックスは、いつ熊に追われるのか?
日時: 2021年1月21日 (木) 19:00-20:30
※ Zoomを利用したウェビナーとさせていただきます。
講師:馬渕 治好氏, CFA (ブーケ・ド・フルーレット代表)
会費:日本CFA協会会員 (正会員、準会員、アソシエイト会員、プロフェッショナル会員): 無料、受験者: 2,000円、非会員: 3,000円
講義が焦点を当てる分野:Economics, Investment
Management Strategies
プログラム
2020年2月の講演「ブラックスワンと灰色のサイ~綱渡りする世界株式市況の綱を切るのは誰か?」においては、2019年を中心とした主要国の株価上昇は実は綱渡りであり、その綱を切るのは、正当化できないほど高過ぎる株価の適正水準への回帰(灰色のサイ)であって、新型肺炎への懸念(ブラックスワン)は株価下落のきっかけになるに過ぎない、と主張した。現実にその通りの展開になったと考えている。こうした考察を踏まえれば、2020年4月以降の株価上昇自体は、まったく不思議ではない。
足元の主要国の株価は、特に物色における歪みを強めており、その点で短期的な調整はあるだろう。しかし2021年全体を通じては、コロナ禍を経済が脱していくものの回復度合いは極めて緩やかで、財政・金融面での景気支持策が続くと予想する。そのため、そこそこの景気回復と経済対策が株価を支える、いわゆる「ゴルディロックス」相場を見込む。童話「三匹の熊」では、ゴルディロックスは熊に出会って逃げ出すこととなるが、今後の市場ではいつ熊が登場するか、その熊の本質は何だと想定されるかも含め、先行きを展望したい。
講師略歴
馬渕 治好氏, CFA (ブーケ・ド・フルーレット代表)
1981年東京大学理学部数学科卒業。1988年、MIT Sloan School of Management修士課程修了。CFA協会認定証券アナリスト(日本CFA協会正会員)。
1981年(旧)日興証券入社、2009年1月より独立して調査業務を営んでいる。現在、ブーケ・ド・フルーレット代表。
著書は「ゼロからわかる 時事問題とマーケットの深い関係」(金融財政事情研究会、2015年)、「勝率9割の投資セオリーは存在するか」(東洋経済新報社、2016年)、「投資の鉄人」(共著、日本経済新聞出版社、2017年)、「投資のプロはこうして先を読む」(日本経済新聞出版社、2018年)、「コロナ禍を生き抜く 通説に惑わされない投資と思考法」(金融財政事情研究会、2020年)など。日経夕刊「十字路」の執筆陣のひとり。PHP総研「グローバル・リスク分析」のメンバーでもある。
登録方法 ・お問合せ
セミナーにご参加の際は以下のウェブサイトよりお申し込み下さい。
https://www.cvent.com/d/2jq7s4/4W
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日本CFA協会
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