【日本CFA協会ウェビナー】
排出量取引に関する会計的分析
日時:2024年2月13日 (火)18:30-20:00
※ Zoomを利用したウェビナーとさせていただきます。
講師:澤井康毅氏(日本銀行金融研究所)、加藤達也氏(日本銀行金融機構局)
言語:日本語
会費: 日本 CFA協会会員 (正会員、準会員、アソシエイト会員、プロフェッショナル会員): 無料、受験者: 2,000円、非会員: 3,000 円
講義が焦点を当てる分野:Corporate Finance, Financial Analysis(PLクレジット対象)
PLクレジット:1.5
アウトライン
カーボン・ニュートラルや脱炭素へ向けては、炭素に価格をつけ、排出量をコントロールするカーボン・プライシングの活用が期待されています。一方、排出量取引制度の会計処理に関しては、2004年にIFRIC解釈指針第3号「排出権」が公表されたもののその後撤回されており、日本でも同年に企業会計基準委員会が実務対応報告第 15 号「排出量取引の会計処理に関する当面の取扱い」を公表して以降、活発な議論はみられない状況となっています。
現状、本邦企業は自主行動計画にしたがい削減努力をしていますが、将来的に排出量取引が法定される可能性を視野に入れ、いま再び排出量取引に係る会計を題材に研究を行う意義があるとの課題認識の下、昨年8月に日本銀行金融研究所はディスカッション・ペーパー「排出量取引に関する会計的分析」を公表いたしました。
本ウェビナーでは、執筆を担当された加藤様・澤井様のお二人により、ディスカッション・ペーパーの内容についてご解説いただきます。また、講演の後には質疑応答の時間を設け、聴講者のみなさまの理解を深めるとともに幅広いご意見をいただく機会としたいと思います。
講師ご略麗
澤井康毅氏
1988年生まれ
2018年4月〜埼玉大学専任講師
2021年4月〜同准教授
2021年4月〜日本銀行金融研究所個別事務委嘱
博士(商学)慶應義塾大学
日本公認会計士協会準会員
専門は財務会計(企業結合、事業再生、公正価値会計等)
加藤達也氏
1989年生まれ。2012年、早稲田大学政治経済学部卒業後、日本銀行入行。
国際局、金融市場局、金融研究所等を経て、現・金融機構局。
金融研究所在籍時に、会計やファイナンスに関する論文を多数執筆。
2020年、ロンドン・ビジネス・スクールで修士号(ファイナンス)取得。
登録方法 ・お問合せ
セミナーにご参加の際は以下のウェブサイトよりお申し込み下さい。
https://cvent.me/EPLBlv?locale=ja
※日程が近づいて参りましたらZoom ウェビナーのリンクをご登録いただいた皆様に送付いたします。
日本CFA協会
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