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[2022.8] CFA SOCIETY JAPAN NEWSLETTER August 2022, No.58

CFAリサーチチャレンジ第15回国内大会キックオフミーティング開催
~ 国内大会始動、過去最高の29チームの参加 ~

CFA協会リサーチチャレンジ2022-2023シーズンのキックオフミーティングが去る2022年8月6日(土)にオンライン形式で開催されました。CFA協会リサーチチャレンジは全世界の大学生・大学院生(1,100校、6,400名を超える学生)が参加する教育・ネットワーキングイベントです。3~5名で構成された大学生・大学院生チームの皆さんが株式アナリストとしてCFA協会が指定する分析対象企業を分析し、その優劣を競うイベントです。今年の分析対象企業にはダイキン工業株式会社様にご協力いただけることになりました。ダイキン工業株式会社様のご協力の下、9月7日(水)には学生チーム向けにIRミーティング(オンライン形式)も開催される予定です。国内大会では学生チームは大学教職員及びボランティアによって構成されるメンター(各チームに1名)から指導を受けながら分析を進め、1次審査として企業を調査分析した英文レポートを提出します(今年は10月20日(木)提出締め切り)。株式分析に詳しいボランティアで構成されたグレーダー(40名弱のご協力をいただいております)の審査によって国内ファイナルに進む8チームが選出されることになります。国内ファイナルは12月3日(土)に開催を予定しています。分析内容のプレゼンテーションとジャッジ(例年3~4名で構成)によるQ&Aセッションを含め、各チームの分析力を総合的に判断し、国内優勝チーム(2チーム)が決まります。その後、優勝チームは勝ち進むと東アジア小地区大会、アジア太平洋地区大会、世界大会へと順次駒を進め、各国、各小地区、各地域の代表と戦うことになります。この大会は多くの方々によって支えられています。まず、分析対象企業を引き受けてくださったダイキン工業株式会社様。大会のプラチナスポンサーとしてSMBC日興証券様、ファクトセット・パシフィック様にご協賛いただいております。そして、ゴールドスポンサーとしてインベスコ・アセットマネジメント株式会社様、東京海上アセットマネジメント株式会社様、野村アセットマネジメント株式会社様にご協賛いただいております。さらに、学生チームを指導するメンター、レポートを評価するグレーダー、大会を運営する運営委員会、国内ファイナルで最終審査をしてくださるジャッジの皆様を加えて総勢80名を超えるボランティアの方々に支えられております。この場を借りて感謝申し上げます。また、今年で15回目を迎えるリサーチチャレンジ国内大会キックオフミーティングですが、昨年・一昨年に引き続きオンライン形式での開催となりました。大会運営を含めて慣れないことも多く、ボランティアの皆様も戸惑うことも多いかと存じます。しかしながら、皆様の柔軟性と様々なアイデアをご提案いただくことで例年以上にボランティアの皆様からのサポートをいただき、非常に心強く感じております。重ね重ね御礼申し上げます。引き続き皆様のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

ユニバーシティ・コミッティ理事 王子田 賢史