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[2023.8] CFA SOCIETY JAPAN NEWSLETTER August 2023, No.61

リサーチ・チャレンジ国内大会、8月にキックオフ・ミーティング開催
~2023-2024シーズン開幕~

去る8月5日(土)にCFA 協会リサーチ・チャレンジのキックオフ・ミーティングがオンライン形式で開催され、これから数ヶ月にわたり行われる大会の火蓋が切って落とされました。
CFA協会リサーチ・チャレンジは全世界の大学生・大学院生(1,100校、6,400名を超える学生)が参加する教育・ネットワーキングイベントです。3~5名で構成された大学生・大学院生チームの皆さんが株式アナリストとしてCFA協会が指定する分析対象企業を分析し、その優劣を競うイベントです。今年は、味の素株式会社様に分析対象企業としてのご協力を仰ぎ、早速8月25日(金)のIRミーティング(オンライン形式)において学生チーム向けに会社説明を行っていただく予定になっています。国内大会では学生チームは大学教職員及びボランティアによって構成されるメンター(各チームに1名)から指導を受けながら分析を進め、1次審査として企業を調査分析した英文レポートを提出します(今年は10月19日(木)提出締め切り)。株式分析に詳しいボランティアで構成されたグレーダー(40名前後にご協力いただきます)の審査によって国内ファイナルに進む8チームが選出されます。国内ファイナルは12月2日(土)に開催予定です。分析内容のプレゼンテーションとジャッジ(例年4~5名で構成)によるQ&Aセッションを含め、各チームの分析力を総合的に判断し、国内優勝チーム(2チーム)が決まります。優勝チームは、まず東アジア小地区大会に出場し、勝ち上がればアジア太平洋地区大会、さらに世界大会へと、各国、各小地区、各地域の代表と戦いながら、駒を進めることになります。
この大会は多くの方々によって支えられています。まず、分析対象企業をお引き受け下さった味の素株式会社様。大会のプラチナスポンサーとしてSMBC日興証券様、ファクトセット・パシフィック様、さらにゴールドスポンサーとしてインベスコ・アセットマネジメント株式会社様、東京海上アセットマネジメント株式会社様、野村アセットマネジメント株式会社様、フィデリティ投信株式会社様にご協賛いただいています。さらに、学生チームを指導するメンター、レポートを評価するグレーダー、大会を運営する運営委員会、国内ファイナルで最終審査をしてくださるジャッジの皆様を加えて総勢80名を超えるボランティアの方々に支えられております。この場を借りて感謝申し上げます。
今年で16回目を迎えるリサーチ・チャレンジ国内大会は、幸いなことに年々規模が拡大し、多くの優秀な学生がリサーチ業務や資産運用業界でのキャリア形成を目指すきっかけとなっていますが、これも偏に、ご協力下さる大勢のボランティアの皆様に支えられているからできることであり、いつも非常に心強く感じております。重ねて御礼申し上げます。
引き続き皆様のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

関連サイト:

https://www.cfasociety.org/japan/society-events/local-research-challenge-japanese

ユニバーシティ・コミッティ・チェア
有江慎一郎, CFA