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[2023.12] CFA SOCIETY JAPAN NEWSLETTER December 2023, No.62

2023年度Member Satisfaction Survey報告

このたび実施したMember Satisfaction Survey(会員満足度調査)の結果についてご報告いたします。本調査は当協会の会員(正会員、準会員、アソシエイト会員、プロフェッショナル会員)に対して電子メールをお送りして実施し102から回答をいただきました。ご協力いただき誠にありがとうございました。

回答者のプロフィール:回答者のプロフィールとしては、居住地域は関東 93.14%)、性別は男性(88.12%)、年齢区分は50代(27.45%)と30代(27.45%)は同順、40代(22.55%)、60代(13.73%)の順に多く、当協会の会員になってからの年数では13年(32.35%)が最も多く、次に13年以上(30.39%)という結果でした。職種は多い方から、1位:その他、2位:ポートフォリオマネージャー、3位:コンサルタントの順になりました。

年会費:「会費をどなたが払っていますか」という質問に対しては、全体と一部を含めお勤め先にお支払い頂いている方が61.39%となり、個人負担の方を上回りました。「年会費についてどう思いますか」の問には、「高い」が45.54%で、「普通」の52.48%を下回りました。

活動分野別の満足度と重要性:当協会の活動分野(スピーカーセッション、ネットワーキング、出版、広報、アドボカシー、受験者向け活動、キャリア開発支援、大学関係)について満足度と今後取り組む際に重要性について尋ねました。1:不満~4:非常に満足の4段階のスコアを平均すると、満足度ではスピーカーセッション(2.96)、出版(2.67)、ネットワーキング(2.65)、大学関係(2.62)、アドボカシー(2.60)、受験者向け活動(2.57)の順で高く、キャリア開発支援(2.07)、広報(2.13)が低いという結果となりました。また、回答者が考える重要性では、スピーカーセッション(3.39)、広報(3.06)、ネットワーキング(2.88)、キャリア開発支援(2.86)、出版(2.80)の順で高く受験者向け活動(2.48)、アドボカシー(2.70)、大学関係(2.75)が低いという結果となりました。

総合的満足度:回答者の総合的満足度は、1:不満~4:非常に満足の4段階のスコアを平均すると2.82という結果となり、前年度の2.71から上昇しました。

スピーカーセッションについて:スピーカーセッションについて、頻度とテーマそれぞれの満足度を尋ねたところ、平均スコアは頻度が2.93、テーマが2.84という結果となり、いずれも昨年(各2.862.80)から上昇しました。

調査結果を受けて:会費水準については昨年と比べて「高い」と答えた方の比率が前年の51.89%から45.54%に減少し、過半数を下回りました。会員の皆様の会費に対する意識について引き続き留意して参ります。活動分野では、満足度と重要性の認識ギャップがあるキャリア開発支援、広報を強化する必要性が浮かび上がります。

当協会といたしましては、今回の調査結果を今後の活動に活かして参ります。引き続き、当協会の活動について積極的にご参加いただくとともに、ご意見・ご感想をいただけましたら幸いです。

事務局長 小森 太一, CFA 

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