66_06

[2025.4] CFA SOCIETY JAPAN NEWSLETTER April 2025, No.66

2024-2025Member Satisfaction Survey(会員満足度調査)の結果報告

このたび実施したMember Satisfaction Survey(会員満足度調査)の結果についてご報告いたします。本調査は当協会の会員(正会員、準会員、アソシエイト会員、プロフェッショナル会員)に対して電子メールをお送りして実施し、66名から回答をいただきました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。

回答者のプロフィール: 回答者のプロフィールとしては、居住地域は関東(96.88%)、性別は男性(86.35%)、年齢区分は30代(27.69%)、50代(26.15%)、40代(21.54%)、60代(15.38%)の順に多く、当協会の会員になってからの年数では1~3年(30.77%)と13年以上(30.77%)が同順で最も多いという結果でした。職種では、「その他」を除けば経営幹部が最も多く、ポートフォリオマネージャー、コンサルタントがそれに続き同順位でした。

年会費: 「会費をどなたが払っていますか」という質問に対しては、全体および一部を含めお勤め先にお支払いいただいている方が60.00%となり、自分で支払っている方の40.00%を上回りました。「年会費についてどう思いますか」の問いには、「高い」が50.82%で、「普通」の47.54%を上回りました。

活動分野別の満足度と重要性: 当協会の活動分野(スピーカーセッション、ネットワーキング、出版、広報、アドボカシー、受験者向け活動、キャリア開発支援、大学関連活動)について、満足度と今後取り組む際の重要性を尋ねました。非常に不満から、不満、普通、満足、非常に満足の5段階のスコアを平均すると、満足度ではスピーカーセッション(3.87)、ネットワーキング(3.84)、受験者向け活動(3.71)、アドボカシー(3.68)、大学関連活動(3.66)、出版(3.61)、広報(3.25)、キャリア開発支援(3.09)の順となりました。また、回答者が考える重要性では、スピーカーセッション(4.31)、広報(4.19)、大学関連活動(3.96)、キャリア開発支援(3.95)、ネットワーキング(3.90)、出版(3.83)、アドボカシー(3.76)、受験者向け活動(3.46)の順となりました。

関心分野: 関心の高い分野については、人工知能と機械学習が59.32%、オルタナティブ投資-プライベートアセットが49.15%、ポートフォリオ管理が40.68%の順で高く、一方、リーダーシップ管理・評価は13.56%と最も低く、基準・倫理・規制およびソフトスキルはともに18.64%と同順位で、これに続く低い結果となりました。

総合的満足度: 回答者の総合的満足度は、非常に不満~普通~非常に満足、の5段階スコアを平均すると3.79という結果となり、前年度の2.82から上昇しました。

調査結果を受けて: 満足度については、前年度の2.82から3.79と上昇しましたが、会費水準については「高い」と答えた方の比率が前年度の45.54%から50.82%に上昇し過半数を超えました。会員の皆様の会費に対する意識に留意してまいります。活動分野では、重要性は高いにも関わらず満足度は低いと評価された広報活動については、意識して対応してまいります。また、関心のある分野として評価された人工知能・機械学習やプライベートアセットの分野には、留意して活動を進めていこうと考えております。

当協会といたしましては、今回の調査結果を今後の活動に活かしてまいります。引き続き、当協会の活動に積極的にご参加いただくとともに、ご意見・ご感想をお寄せいただけますと幸いです。

TOPに戻る