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[2025.8] CFA SOCIETY JAPAN NEWSLETTER August 2025, No.67

リサーチ・チャレンジ国内大会、8月にキックオフ・ミーティング開催

                                                                                           ~2025-2026シーズン開幕~

去る8月2日(土)にCFA 協会リサーチ・チャレンジのキックオフ・ミーティングがオンライン形式で開催され、これから数ヶ月にわたり行われる大会の火蓋が切って落とされました。

CFA協会リサーチ・チャレンジは全世界の大学生・大学院生(1,000校超、約7,000名の学生)が参加する教育・ネットワーキングイベントです。3~5名で構成された大学生・大学院生チームの皆さんが株式アナリストとしてCFA協会が指定する分析対象企業を分析し、その優劣を競うイベントで、今年の国内大会には、18大学から37チーム165名の学生が参加します。株式会社アシックス様に分析対象企業としてのご協力を仰ぎ、早速9月11日(木)のIRミーティング(オンライン形式)において学生チーム向けに会社説明を行っていただく予定になっています。国内大会では学生チームは大学教職員及びボランティアによって構成されるメンター(各チームに1名)から指導を受けながら分析を進め、一次審査の対象として企業を調査分析した英文レポートを提出します(今年は10月23日(木)提出締め切り)。企業分析に詳しいボランティア50名前後で構成されたグレーダー・チームによる審査の結果、12月6日(土)に開催予定の国内ファイナル(最終審査会)に進む8チームが選出されます。国内ファイナルでは、分析内容のプレゼンテーションとその後の質疑応答の内容を4-5名のジャッジが評価し、一次審査のレポート内容も含めた各チームの分析力を総合的に判断し、国内優勝チーム(2チーム)が決まります。優勝チームは、まず東アジア小地区大会に出場し、勝ち上がればアジア太平洋地区大会、さらに世界大会へと駒を進めることになります。

この大会は多くの方々に支えられ、運営されています。まず、今年分析対象企業をお引き受け下さった株式会社アシックス様、大会のプラチナスポンサーとしてSMBC日興証券様、ファクトセット・パシフィック様、さらにゴールドスポンサーとしてインベスコ・アセットマネジメント株式会社様、株式会社T&Dホールディングス様、東京海上アセットマネジメント株式会社様、野村アセットマネジメント株式会社様にご協賛いただいています。また、学生チームを指導するメンター、レポートを評価するグレーダー、大会を運営する運営委員会、国内ファイナルで最終審査をしてくださるジャッジの皆様を加えて総勢100名を超えるボランティアの方々に支えられています。この場を借りて感謝申し上げます。

今年で18回目を迎えるリサーチ・チャレンジ国内大会は、幸いなことに年々規模が拡大し、多くの優秀な学生がリサーチ業務や資産運用業界でのキャリア形成を目指すきっかけとなっていますが、これもひとえに、ご協力下さる大勢のボランティアの皆様に支えられているからできることであり、いつも非常に心強く感じております。重ねて御礼申し上げます。

引き続き皆様のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

ユニバーシティ・コミッティ・チェア 有江慎一郎, CFA

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